2013年6月13日木曜日

卵子の老化

先日、2012年にNHKで放送された「産みたいのに産めない ー卵子老化の衝撃ー」のDVDを見る機会がありました。

http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/0623

現在、卵子の老化による不妊が増えてきており、主に35~40代の女性がこの不妊に悩んでいます。
卵子の老化による不妊の背景にあるのが、女性の社会進出が進む一方で妊娠・出産を省みずに働いてきたという女性の社会的な立場の変化と、卵子が老化してしまうということを知らないという事実です。

このような状況から不妊治療を始める年齢は77%が35歳以上となっており、すでに卵子の老化が進んでしまっているのです。
不妊治療による妊娠成功の確率は35歳で16%、45歳になると1%まで下がってしまいます。

パートナーである男性から不妊治療についての理解が得られないという点も大きいようです。
不妊の原因の半数近くは男性にあるのに、まだまだ女性の問題として捉えられることが多く、女性が抱え込んで悩むことも少なくありません。
ようやく男性側に問題があると知った時にはすでに女性の卵子が老化してしまい、不妊治療の成功率がぐっと下がってしまっていたということもあります。

また、不妊治療は保険がきかないため、大変お金がかかり経済的な負担が非常に大きい為、治療を途中で断念してしまうことも少なくありません。

もし、卵子が老化していく事を知っていて、治療を早く始めていれば子どもに恵まれたかもしれないのに、知らなかったために子どもができず夫婦で思い描いていた未来が実現しなくなってしまうことはとても悲しいことだと思いました。


卵子の老化による不妊は現代社会が生んだ問題であり、社会全体で取り組みべき課題となっているのです。

私も「卵子の老化」についてはこのビデオを見るまでは全く知りませんでした。
なんとなく、まぁ40過ぎても今の時代は何とかなるんじゃないのかなぐらいの気持ちしかなかったので、本当に衝撃でした。

ただ、この問題を解決するにはただ、卵子の老化の事実をおしえればいいという問題でもありません。
30代を過ぎ、仕事で責任のある立場を任され、やりがいも出てきた女性にとって妊娠・出産によって自分が積み重ねてきたキャリアが失われてしまうのはとても辛いことです。
社会全体で最適なときに子どもを産むことができ、また職場にも復帰できるようなシステムがなければ、この問題は解決できないと思います。

私ももう30を過ぎているので、とてもリアルな問題だと思いました。

ですが実際は今はとにかく勉強して、管理栄養士の資格を取り、管理栄養士として働くことが最大の目標なので、正直なところ「そんなこと言われても・・・」という気持ちが大きいです。

仕事と生活のバランスやこの先の自分の人生について改めて考えて、進むべき道を選ばなければいけないなと思っています。

【食べたもの 2013/6/10】
朝ごはん

■昼ごはん


■夜ごはん



【食べたもの 2013/6/11】
■朝ごはん


■昼ごはん

■夜ごはん

【食べたもの 2013/6/12】
■朝ごはん


■昼ごはん

■夜ごはん
かぼちゃプリン、チロルチョコ、ジュース500ml、きらず揚げ 50gぐらい

ごちそうさまでした!

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